目次
- 建設業許可を取るための現実的な方法と実例
- はじめに
- 1️⃣ なぜ新設法人は「経管」でつまずきやすいのか?
- 2️⃣ 最も多いパターン:代表者が経管になるケース
- ✅ 個人事業 → 法人化の場合
- ● 認められる条件
- 3️⃣ 法人役員としての経営経験を使うケース
- ✅ 認められる例
- ❌ 認められにくい例
- 4️⃣ 親族・社内幹部を経管にする方法
- 🔹 対象になりやすい人
- ● 必要な条件
- 5️⃣ 新設法人でやってはいけないNG例
- ❌ NG①:法人化した日から経管経験を数える
- ❌ NG②:外部の人を顧問として迎える
- ❌ NG③:とりあえず名前を借りる
- 6️⃣ 実際にあった成功事例
- 【事例】三豊市のリフォーム会社(法人設立1期目)
- 7️⃣ 新設法人で許可を目指す場合の実務的ステップ
- 8️⃣ 専門家に早めに相談する重要性
- まとめ
建設業許可を取るための現実的な方法と実例
はじめに
「個人事業から法人化したばかりだけど、建設業許可は取れるのか?」
「新設法人だと、経管がいないと言われた…」
香川県三豊市・観音寺市でも、法人化直後の建設業者からこのような相談を多く受けます。
結論から言うと、
👉 新設法人でも建設業許可は取れます。
ただし、「経営業務管理責任者(経管)」の確保方法を誤ると、申請は通りません。
この記事では、新設法人が直面しやすい経管の問題について、
実務運用を踏まえながら、現実的な解決策を解説します。
1️⃣ なぜ新設法人は「経管」でつまずきやすいのか?
新設法人の場合、次のような誤解が多く見られます。
- 「法人を作ったばかりだから、経営経験が足りない」
- 「法人としての実績がないと許可は取れない」
- 「個人事業時代の経験は使えない」
しかし、建設業許可で見られるのは
**「法人の年数」ではなく、「人の経営経験」**です。
つまり、代表者個人の過去の経営経験が重要になります。
2️⃣ 最も多いパターン:代表者が経管になるケース
✅ 個人事業 → 法人化の場合
新設法人で最も多いのが、
個人事業主時代の代表者が、そのまま経管になるケースです。
● 認められる条件
- 個人事業として建設業を 5年以上継続していた
- 同一業種での実績である
- 確定申告書・請求書などで証明できる
👉 この場合、
「法人は新設」でも、経管要件はクリアできます。
香川県でも、このパターンは非常に多く、
書類が整っていればスムーズに認められます。
3️⃣ 法人役員としての経営経験を使うケース
次に多いのが、
過去に他社の役員を務めていた経験を使うケースです。
✅ 認められる例
- 建設会社の取締役として5年以上在籍
- 実際に経営判断に関与していた
- 登記簿・決算書などで裏付けできる
❌ 認められにくい例
- 名義だけの役員
- 非常勤役員
- 建設業以外の業種での役員経験
香川県では、
**「実際に経営に関与していたか」**をかなり厳しく見られます。
4️⃣ 親族・社内幹部を経管にする方法
代表者本人が要件を満たさない場合、
次のような人が経管になるケースもあります。
🔹 対象になりやすい人
- 親族(配偶者・子など)
- 長年会社を支えてきた幹部社員
- 個人事業時代からの番頭役
● 必要な条件
- 経営補佐として 6年以上の実務経験
- 経営判断に関与していた証拠
- 常勤性の証明
この場合、
「経営補佐経験」をどう証明するかが最大のポイントです。
5️⃣ 新設法人でやってはいけないNG例
❌ NG①:法人化した日から経管経験を数える
→ 過去の経験がないと判断されます。
❌ NG②:外部の人を顧問として迎える
→ 常勤性がなく、不認可になる可能性大。
❌ NG③:とりあえず名前を借りる
→ 虚偽申請と判断され、将来の許可取得が困難になります。
この「名義貸し」に特に厳しい姿勢を取っています。
6️⃣ 実際にあった成功事例
【事例】三豊市のリフォーム会社(法人設立1期目)
- 代表者は個人事業で10年以上の実績
- 法人化と同時に建設業許可を申請
- 確定申告書・注文書を提出
👉 法人設立1期目でも問題なく許可取得
ポイントは、
「法人は新設でも、人の経験は十分あった」ことです。
7️⃣ 新設法人で許可を目指す場合の実務的ステップ
- 誰を経管にするか決める
- 過去の経営経験を整理する
- 証明書類(申告書・契約書等)を集める
- 常勤性・社会保険を整える
- 専任技術者要件も同時に確認
この順番で進めると、
無駄な差し戻しを防げます。
8️⃣ 専門家に早めに相談する重要性
新設法人の場合、
- 経管
- 専任技術者
- 財産要件
を同時にクリアする必要があります。
自己判断で進めると、
「あと一歩足りなかった」というケースが非常に多いため、
申請前の事前チェックが重要です。
まとめ
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 新設法人でも許可は取れる | 法人年数は関係なし |
| 見られるのは「人の経験」 | 代表者・役員の経営経験 |
| 個人事業時代の経験は使える | 同一業種ならOK |
| 名義貸しは厳禁 | 香川県では特に厳格 |
| 早めの準備が成功のカギ | 書類整理が重要 |
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香川県三豊市・観音寺市を中心に、建設業許可の新規・法人化サポートを行っています。
- 行政書士 山岡正士
